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ET CETERA

ゴム銃2作目を作った

以前、孫の為にゴム銃を作ったが、暴発して危ないので改めて作り直した。前に作ったのがこれ。 銃の回転翼や引き金はアルミで作ったが、それを支えているのが木材なので安定しない。
それにニスの色が合わないというか塗ったら汚くなってしまった。単にペイントの技術が無いだけなのかも。
とにかく完全な失敗作だった。

まずはCADで図面の作成

jw-cadで図面を作成した。印刷した図面をアルミや木の板に貼り付けて切り抜くためだ。
どうにも恰好が取れず何回も書き直しをした。

アルミや木の板の切り抜き

アルミや木の板に図面をスティックのりで貼り付けし、それを糸のこ盤で切り抜いた。
木の板はラワン材で昔々の小さな本棚。腐りかけたところもあったが冬囲いにでも使えると思いとっておいた。 今のものは大概合板でほとんど再利用できないが、昔のものは無垢材でいい。
スティックのりは水をかけるとぺろっと剥げるので後が楽だ。
アルミを糸のこ盤で切り抜くときに切削油を使うと切り口が綺麗で良い。 ただ図面のライン通りには中々切れないので少し余裕をもって切り抜いた。 余分なでっぱりなどを最初は金ヤスリで削ったが切り口が汚い。
それにアルミは柔らかいので金ヤスリの溝にカスが入りこみ取れなくなる。
そこでこのフライス盤で削った。切り口がピッカピカで気持ちが良い。
回転翼は実に微妙だ。廻りの4本の羽と中心の穴が少しでもズレると上手く機能しない。
羽の形に切り抜いてから中心にボール盤で穴を開けたが、完全に中心に開けるのは難しい。
後で気がついたことだが、最初に中心の穴を開けて、その後に中心の円から等間隔になるように羽を切ればいいと思った。
ナットは全部メタルロックでくっつけた。

塗装

前作で使用したニス(マホガニー)が残っていたが、今回はくるみオイルにした。ネットで見て食用だし安全だとあったからだ。

組み立て

まずはゴムを引っかけるためのアルミバーを本体に埋め込んだ。アルミはすべて3ミリ厚のもの。
組み立てで苦労したのは引き金用のバネだ。アルミに開けた小さな穴に入れるのに苦心した。 どうにか入れ込んだが少し伸びたかも知れない。
あとは回転翼や引き金などを固定するアルミ盤を固定するだけ。
完成!!。 輪ゴムは6発が限度だった。回転翼と木の隙間が狭いのでそれ以上だとゴムが挟まり動かなくなった。
ま6発でいいだろう。